Mutter
編集

山奥でパンクした!! どうしよう!?

2024/07/08

 先日の奥工石山でパンクした方に遭遇


こんなはずじゃなかった奥工石山Part2 | Trekking from Kochi

こんなはずじゃなかった奥工石山Part2 | Trekking from Kochi

奥工石山へ向かうも全然予定と違うルートになってしまった。。。


自分からしたら たかがパンク なんですが

ご本人は非常に困っていて、、、

もうプチパニックで泣きそうになってました


未舗装林道でパンク

道のど真ん中で立往生

そこに車がやってきた!!

めちゃめちゃ迷惑かけてしまう!!

どうしよう!?

って感じだったんでしょう


どうしよう!?となっていたので話させて頂きました

その中で、、、

知ってた方が良いよ。。。って事もありました


今一度、山奥でパンク(他の車のトラブルも含め)した時に

どうするか考えておきましょう

ロードサービスの利用

まずJAFが思いつくと思いますが

任意保険はいってますよね?

そうするとオマケでロードサービスが付帯してきていると思います

JAFに助けを求める前に任意保険会社に連絡して相談してください

無料で終わる事が多いと思います

※保険会社によって差があります。


これに関しては前にもアップしてます


JAF以外のロードサービスの賢い利用の仕方 | Trekking from Kochi

JAF以外のロードサービスの賢い利用の仕方 | Trekking from Kochi

任意保険のロードサービスの事は知っていますか? 利用しないと勿体ないですよ


意外と知らない人が多いんですよね


どちらも高くつきそう、、、だったら

地元の車屋さんになんとか連絡をとりましょう

普通の車屋さん(人)だったら見捨てる事はしないでしょう

対応出来る修理だったら、出張修理でその場で直してくれますよ

日祝で部品の手配ができないとどうしようもない場合も出てきますが

中古の部品やタイヤがあればなんとかなる。。。


料金に関しては事前に聞いてくださいね

こういう場合って言い値になるから、、、

高いも安いもないです

その人の判断次第です

休みだったのに、、、

大忙しでバタバタしてて、やってる仕事を放り出して本業ではないレスキューに向かい、他のお客さんに迷惑がかかったとか、、、

それなりの料金頂かないとやってられない状況もあります


奥工石山で会った方は地元の車屋さんがタイヤ持ってきてくれて、現場で交換してくれて無事帰ったそうです

料金は聞いていませんが

『タクシー呼ぶよりは安くできると思うよ』って対応してくれたそうで

ロードサービスに頼むより全然安く終わったと思います

※JAFに入っていなくて任意保険のロードサービスは無料の範囲ではなかったそうです


友人、知人に頼りになる方がいれば

まず友人、知人に連絡して相談してみましょう

話もしやすいでしょう


全て駄目なら。。。

警察か消防に助けを求めるしかないかな。。。


もし、行きつけ、常連の車屋さんがあれば、まずはそこに連絡するのが一番だと思います

普段からお世話になっている気心しれた車屋さん程頼りになる存在はいないし、話し易いでしょう

仲良くなってて携帯電話の番号も知っていたら電話しましょう!!

仕事とプライベートで携帯が違うなら、、、諦めましょう。。。


今回、自分が言っている事が絶対的正解ではありません

どうすればいいか、車屋さんが教えてくれると思います

自分だったら遠くても駆けつけます(一応、個人でやってる車屋です)

出来る事はします

他の仕事してても、まずはレスキューに向かうでしょう

今現在困っている人を見捨てる人はいないでしょ?

料金は部品代、ガソリン代かな


まぁ、とにかくパンクなどして困った時にどうするか考えておいた方が良いですよ

事前に考えて、準備してたら慌てる事はないと思います

自分でなんとかならなくて助けを待つ場合になっても気持ちが違うと思います

待ってる間は山で食べる予定だった山飯を食べて、コーヒーでも飲んで気楽にノンビリしましょう

食べるのが山の中か、トラブル起こした車の横かの違いだけです

山で飯食ってる事に変わりはない(笑)


起こった事はどうしようもないんだから

パンク如きで不安になり過ぎないようにね

絶対に助かって帰れる事は最初から確定しているんだから

もしパンクで動けなくなって死にかけたって言うなら、、、

そんな山に向かうなら、、、

ちゃんと準備しなかった自分を恨むしかない


なんで、こんな記事アップしたのか、、、

今回、奥工石山で会った方が本気で困って泣きそうになっていたので、そちらの方が気になったんです

未舗装林道がトラウマになって行きたい山へ行けなくなったら楽しみが減るよ

林道も含めて楽しんだ方が良い!!



テンパータイヤ、スペアタイヤの用意

パンクの対応としてはコレが1番良いに決まってます!!

特に登山に行く、未舗装の林道に行く、人里から遠く離れる、、、

なんて時は用意した方が良いです


昔はテンパータイヤは絶対に車に標準装備でした

それが、、、

今はテンパータイヤが装備されなくなり

パンク修理剤と電動のコンプレッサーが載っている

修理剤で応急処置できれば良いけど。。。


トランクとかに載ってる奴がテンパータイヤです



自分の車にテンパータイヤ(応急タイヤ)が載っているかどうか知ってます?

載ってても空気圧チェックしてます?

テンパータイヤは駆動輪には使わない方が良いのは知ってます?

自分の車は駆動輪がどっち(前後)か知ってます?

※4駆の場合はベースがどちらかで判断

以上を確認しましょう


スペアタイヤ(今履いているタイヤと同じサイズのタイヤ)を持って行くのが1番いいんですが、それはなかなか難しい車種が殆どですよね


ジムニーとか4駆でよく見る後ろにタイヤがついている奴

これがスペアタイヤ


スペアタイヤは無理でもテンパータイヤならなんとか載せられませんか?

テンパータイヤでも有ると無しとでは大違いです


それか、、、

こういう物を使って屋根にスペアタイヤ積んでいくとかすれば完璧でしょう

タイヤ以外の荷物も積めるし、これよくない?


大袈裟化もしれませんが、それなりの山に行くって事は車の準備もしといた方が、、、

山に登る装備(靴とかザックとか)は整えても、車の装備は整えないんですよね

それが一般的で普通になっているし、車の事なんか情報としても入って来る機会がないから気にする事もないんですよ

早々パンクする事もないですしね(^^;


ただ、保険と一緒でいざって時に助かるんですよ

備えて置いて損はないです

やりすぎ、保険の掛け過ぎはしなくてもいいですが

パンクした時の準備は最低限の保険と思っていた方がいいんじゃないでしょうか?


よし!! テンパータイヤ、スペアタイヤ用意しよう!!

と思ってくれた方

ここで、ひとつ注意点!!

テンパータイヤ、スペアタイヤがあっても空気が入ってないと駄目

パンクしているの同然って空気圧だとタイヤもホイールもボロボロになるだけ

それでも構わない!!と走ったとしても、タイヤがホイールから外れるかもしれませんよ

危険です。。。


今時の車なら電動のコンプレッサーが載ってるから、いざって時に困る事はないと思いますが、、、

空気圧は時々チェックするのを忘れないように

普段履いているタイヤの空気圧もチェックしない方は多いです

それがテンパータイヤになると余計に、、、

車検の時にチェックすると空気圧が、、、って事が多々です

タイヤの空気って少しずつですが抜けていくんですよ

だから定期的な空気圧チェックは必要なんです



自分はジムニーなのでスペアタイヤがありますがほぼ空気圧チェックしてません♪

そのかわり電動のコンプレッサーを乗せてます

これなら空気圧チェック忘れてても現場で空気圧調整できます

ちゃんと準備はしています


前に乗ってた車の純正品をジムニーに載せてます



その他

他は牽引ロープとジャンプスターター(バッテリー上がった時に繋げてエンジンかける奴)は常に載せてます


後ろに放り込んだままにしてます



日立のジャンプスターター

当時はこれが最強でした


載せているのはたったこれだけですが

偶然あった方の人助けになった事もあります

工具等も載せて完璧な状態!!にすると仕事、サービスカーになってしまうのでそこまではしてません

そもそも出先で、突然のトラブルでは工具あっても無理な場合が多いからね

だから最低限の装備にしてます

自分じゃどうしようもなくなったらロードサービス呼びます


牽引ロープとジャンプスターターは載せてても良いと思いますよ

もし車を引っ張ってもらわないといけなくなった時、たまたま車が通りかかったとしても牽引ロープがなければどうしようもありません

通りかかった車に牽引ロープが載ってるとは限りません


ジャンプスターターはライトとして使えたり、モバイルバッテリーとして使えたり便利なのでお守りで持っててもいいかと

ライト点けっぱなしとか、半ドアでルームランプ点いたままなのを気が付かず登山開始。。。

下山したらバッテリー上がってた。。。

泣けますよね

ロードサービス呼んでも来るまで結構な時間がかかります

山奥だったら何時間待つことになるやら。。。


って事で、最低限のお守りとしてのお勧めは牽引ロープとジャンプスターターです


色々あるので好きな色とかで選べばいいかと

耐荷重が低いのは駄目ですよ


これ自分が持っている奴の現行品

自分の奴は10年以上前に購入しましたが、現在もバッテリーは元気です

お勧めです


しつこいですが、、、

山奥へ行く、未舗装林道に行く、人里を遠く離れるって方は、、、

テンパータイヤ、スペアタイヤも考えてくださいね

パンク如きで折角の山遊びが台無しになってしまいますよ