ジムニーに乗り始めて山も一度行き、通勤にも使い
どういう車かなんとなく解ってきました
今更ジムニー(JB23W、MT、平成11年式の初期型)
の考察してもどうかと思ったんですが
一応車屋(整備他)やっている人間なので
一般の方の参考になるかとアップします
JB23は最終型なんて
まだまだ新しく中古車市場を賑やかす存在で
これから乗る方も多いでしょうしね
どノーマルのJB23、ど初期、ノーマルからの変更点は
タイヤがATタイヤになっているだけ
そんな物で良ければ、是非読んでみてください
車を壊さず長く元気に走らせる為にも!!
ジムニーの燃費
まず気になるのは燃費でしょう
ジムニーに燃費を求めるな!!と言っても、やはり気になるところ
自分は通勤でも使っていますので余計に気になるところです
満タン状態から通勤、山行って給油したので1回目の燃費発表!!
※セルフで給油口ギリギリまで入れて出来る限り給油量の差が無いようにしています
走行距離340.9km
給油量 28.72L
340.9÷28.72=11.87
まずまずと言うか、、、
思っていたより悪い(-_-;
まぁ、各ギア全開とか少しですが試しに100km巡航とかしてみたり、他にも燃費悪くなる要素はあったので、ここから燃費が下がる事はない筈です
ジムニーの癖が解って来たので燃費向上走行、オイル交換等で対策します
ここで運転の仕方ですが
まず3,000回転以下は使い物になりませんイライラします!!
シフトアップは最低でも3,500回転まで回してからしましょう
特に1、2速は絶対に!!
信号待ちの先頭、後ろに車も居る。なんて状況で3,000回転以下でシフトアップしてたら、、、
自分が後ろの車ならイライラすると思います
それだけ遅い。。。
1、2速は35000回転まで回してシフトアップ
3速も出来れば3500回転がいいかな、、、
4、5速は3,000回転付近でもストレスなく周りの車に迷惑かける事無くスムーズに走れると思います
シフトチェンジはこんな感じがベストかと
それと燃費気にするなら、前が渋滞している・赤信号が見えた。なんて時にはニュートラルにして惰性で走りましょう
せこく燃費稼ぐんです!!(笑)
燃費対策の走行方法はこれでOKでしょう
4,000回転以上は回さなくても一般的にはストレスなく走れます
4,000回転以上回す時って言うのは、急いでいるとき、上り坂、高速道路でスムーズに合流する等々の限られた場面で必要になってくると思います
それ以外は4,000回転以内でOKです
それが自分も周りもストレスなく燃費にも良い走り方だと思います
車検取る直前に燃費はどうなんだろう?とググって見た時に、、、
まぁ、そんな事も言うわな。。。
と、正直呆れる事も言ってる方も多数いました
特に、ブースト計付けてブーストの数値を見ながら、なるべくブーストをかけずに負圧で走る。ってや~つ
こんな事絶対にしなくていい!!
あのね、、、
ブースト計付けなくても音でわからない?
加速感でわからない?
それっくらい感覚でやれよ!!
これが意味のあるのは4、5速で限られた場面だけです
ブースト計買うお金でガソリン買った方がマシです
3,000回転付近ですでにタービンは元気良く回っています
全てのギアでブーストかけずに走るのは周りに非常に迷惑です
やめましょうね。。。
チューニングうんぬんの話は全く別物です
なぜブースト計が必要なのか、何故追加メーターが必要なのか理解しないと駄目
ウチだったらターボ車でブースト計が欲しい!!ってお客さんが来たら
『そういう物が必要な走り方をしたいのなら、まず水温計から付けてください』
って言います
絶対セットで売ります
ブースト計だけ欲しいって人は何故必要なのか聞きます
ただただ格好だけ、激しい走りはしないって言うんなら売りますが。。。
スポーツ走行したい。って言うなら、サーキット、ジムカーナ場へ連れて行きます
追加メーターの必要性、意味を教えます
峠とか、一般道でアホみたいな走り方してるの見つけたら説教します
だから客が少ないんだと思います(T_T)
ジムニーで気をつける点
走り方については↑で書きましたが
他にも、、、
まずジムニー(JB23W)のエンジンですが
アルミです
ヘッド、腰下、エンジンはアルミで出来ています
何が気になるかと言うと
水温です
普通車に比べ軽四はただでさえ回転数は高めになる
更にジムニーです
軽四の中でも高めになります
そうすると発熱量も増えるわけです
ノーマルの車で一般的な走行をしていれば問題が無いようにメーカーが作ってますが、それでも気にした方がいいポイントです
特に高速道路を走る時、普通に考えれば100km巡航で走ろう!!ってなりますよね
追い越しする時は120kmだ!!なんて事も
※法定速度うんぬんありますが、マナー、状況を考えれば法定速度が全てではないと思ってます
その時の回転数を見てください
恐らく100kmで5,000回転前後だと思います
ノーマルジムニーで常に使っても良い状況の速度ではない!!
100km、5,000回転巡航で走るとしましょう
これってエンジン的にはしんどいですよ
最低100km、5,000回転です
追い抜きや坂道になると更に回転数は上がります
そうするとオーバーヒートは目の前です
これまた燃費等でググッた時に、たまたま目にしましたが
高速で頑張り過ぎてオーバーヒート、クーラントが溢れてる♪
なんて嬉しそうに書いてる馬鹿がいました
それなりにイジッたジムニーで、、、
車イジるけど知識はゼロか!?
笑い事じゃないんだよ!!
知り合いの車屋からも時々聞きます
お客さんのジムニーがオーバーヒートでヘッドガスケット抜けたとか、最悪エンジンブローとか、、、
これって水温の事、エンジンの事を全く考えていないからです
仕方が無い、どうしようもなかったって場合もありますが
少しだけ知識があれば避けられた、もっと長く乗れたのは確実です
車の知識がない。。。ってのは仕方ない部分もあります
車に乗っている人が全員車好きってわけではないから
好きでもないのに知識を得ようとはしないから
だから、、、
本当なら車を売るディーラー、中古車屋が最初に教えるべきなんですよ
この車は、こういう所が苦手です。こんな所は注意してくださいね。って
ジムニーは高速巡航が苦手な車なんです
これなら4,000回転巡航になります
追い越し、坂道考えても、時々5,000回転以上を回すって事になります
これでオーバーヒートになったら、それはどこか壊れています
お世話になっている車屋さんに相談してください
それと、、、
結構頑張って走ったあと、、、
車止めるちょっと前からゆっくりと大人しく走っていたとしても
特に山へ行く方は登りが多いはずです
速度はゆっくりでも車(エンジン)は結構頑張って走った後です
駐車場についてもすぐにはエンジンを切らずアイドリングで数分で良いので、そのままにしてください
すぐにエンジン切ると水温はびっくりする程上がります
知らない間に実はオーバーヒートしていた!!なんて事にもなりかねません
水温が120度なんて事になっていても走っていなければダメージは少ないですが
それでも要らぬダメージを車に与えたくありません
距離、年数が経てばジワジワとボディーブローのように影響が出てきます
出来れば車を降りて山登る準備をしている間はヒーター(暖房)全開
温度調節を一番暖かい所にするだけでも良いです
それだけでも全然違います
ベストは送風ONです
エアコンはONでもOFFでどちらでもOKです
温度調節を一番暖かくしいる事が重要です
追加の水温計(ノーマルではありません)があれば水温が下がっているのを実感できるんですが、、、
実感できないと、なかなか実行できないのも解るんですが出来ればやって欲しいです
走り方他、まだまだジムニー初心者ですが気になるところを書いてみました
基本はこれで間違いありません
チューニング、本格的なクロカン等になると全然違う話もでてきますが
基本はコレです
車は扱い、メンテナンスで全然変わってきます
可愛いジムニーを長く大事に調子良く乗りましょう!!(^^)
ジムニーオイル交換中
オイル交換
ジャッキアップしなくても、そのまま出来るのは有り難い(笑)
オイルの種類を変え、添加剤も入れ燃費向上させます!!
工場内にカフェスペース作りました
ご自由にお使い下さい(笑)
非常に長文、最後まで読んでくださり有難う御座います
m(__)m
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