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神奈地袛神社と博愛園~土佐弁の兄弟とおばあちゃん

『GOくん、ちょっと診にきてぇ!!』と仕事で出張


仕事はちゃちゃっと終わり、、、

ん?

なにこれ!?

こんなの初めて見た!!

お客さんに『ちょっと行ってくるわ!!』と言い残し散策(笑)

神奈地袛神社(かなじぎじんじゃ)

 
 [現在地名]土佐山田町神通寺神通寺
集落の南端字西ノ内うちに鎮座。古くは元三所大将軍と称した。祭神は諸説あるが、事代主命あるいは加奈地姫ともいう。旧郷社。
「三代実録」貞観八年(八六六)八月七日条に「授土左国(中略)正六位上神奈地祇神従五位下」とある神社に比定されるが、「南路志」は「三所大将軍若一王子・天満天神相殿西宮祭礼九月九日」と記す。天正一六年(一五八八)の岩村郷地検帳でも西村ノ村に「西宮竹林有」として宮床五代が記され、「三社有 コソギブキ 舞殿五間」とある。また宮の前には定芝の馬場九代もあった。「三代実録」所見の神奈地祇神社を当社に比定するのは、神社のすぐ南に岩村いわむら郷金地かなじ村(現南国市)がある故であろうが、「土佐幽考」は「祇当作姫、今里人称賀奈知姫、此神者葛木姓祖劔根命女忍男命妣而、孝安天皇之外祖母也」と記し、里人が祭神を賀奈知姫と伝えていたことを記している。

コトバンクより


田んぼの真ん中に鳥居

神奈地袛神社の鳥居1
ずっと向こうに神社が見える


鳥居の狛犬阿
鳥居の狛犬吽
狛犬が結構大きめ


石碑?
なにか石碑の土台だけ残ってる???


なにこれ???

田んぼを突っ切るように参道?が通ってる

豊作を願うような神社なのかな??????


神奈地袛神社の鳥居2
2つ目の鳥居


神奈地袛神社の鳥居3
3つ目の鳥居


神奈地袛神社入り口
神奈地袛神社


杉の木
うねうねの杉


神奈地袛神社の狛犬阿
神奈地袛神社の狛犬吽
やはり狛犬は大きい


神奈地袛神社
お参りしてきました


ビニールハウス、田んぼの中を帰って行く


いやぁ、こんなの初めてみた

知らないだけでアチコチにこんな感じの神社、参道はあるのかな???

神社自体は今もあっても参道はなくなってる神社は多いかもね

ここも将来的には住宅街になって参道、鳥居が無くなり、神社だけが残るかもしれない。。。

ずっと残して欲しいね


博愛園

3つ目の鳥居の所に博愛園がありました

博愛園

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博愛園の初代園長は、、、

岡上 菊栄(おかのうえ きくえ、1867年10月2日〈慶応3年9月5日〉- 1947年〈昭和22年〉12月14日)は、日本の社会福祉活動家。高知県高知市の児童養護施設である高知博愛園(こうちはくあいえん)の初代園母(園長)。40年以上にわたって恵まれない子供たちの保護と育成に尽くし、明治時代から昭和時代にかけて、社会事業に一生を捧げた。 土佐郡上街本町(後の高知県高知市上町)出身。父は土佐山内氏の御典医である岡上樹庵。母は樹庵の妻の坂本乙女とする説と、樹庵の側女である公文婦喜(くもん ふき)とする説があり、前者であれば菊栄は乙女の弟である坂本龍馬の姪にあたることになる。

Wikipediaより


博愛園石碑

学校年表

岩村実業女学校跡石碑

岩村小学校跡石碑
学校跡の石碑
博愛園は昭和41にここへ移転してきたらしいので
学校跡を利用したんでしょうね


銀杏の木
銀杏


博愛園兄弟石像
弟をおんぶする兄

石像土台
おかあちゃん ちつくも重く
ないよ ぼくの弟だもん


博愛園石碑
おばあちゃんはここぞね


現代の感覚からするとシュールすぎる(笑)


まとめ

仕事で出かけて珍しいものを発見しました

わざわざ出かける程の物ではないかもしれませんが、、、

田んぼの真ん中を突っ切る参道

博愛園の土佐弁の兄弟石像、おばあちゃんの石碑、この感じは早々あるものではないでしょう


兄弟の石像、おばあちゃんの石碑のセリフ

 博愛って言葉がピッタリじゃないですか? 

セリフの内容で学校時代の物ではなく、博愛園が移転してきてからの物だと確信してます

自分の感覚、現代の感覚では思わず笑ってしまうような感じ(笑)

とは言っても、ほっこりするような感覚

時代を感じますねぇ

現在なら『テーマは博愛です!!』とか言って、カッコつけたアート的な物を設置したりしそう

そっちの方が馬鹿みたいかも


兄弟の石像のセリフですが

おかあちゃん ちつくも重くないよ ぼくの弟だもん

ちつくも(土佐弁)=少しも(標準語)

自分知ってる土佐弁だと『ちっくも』が正解

『ちっくと行ってくる』だと『ちょっと行ってくる』です

『ちっくと頂戴』だと『少し頂戴』です

ちっくと=少々、ちょっとって意味です

昔は『ちつくも』って言ってたのかな


おばあちゃんの石碑のセリフは

『おばあちゃんはここぞね』=『おばあちゃんはここですよ』

ぞねって土佐弁は、、、語尾につく言葉で、、、

まさにおばあちゃんが孫に言う時に使いそうな語尾ですね

年上に向かっては絶対使わない語尾

優しい口調で〇〇ぞね(〇〇ですよ)って教えてあげるような感じの時に使う

激しい口調で怒る時にぞねを付ける場合もあるんですが、状況的には子供相手に𠮟っている、教えているような時

年上の方に使う時は、もうかなりのお年寄りでボケてるに近い状態かな

まさに子供に返っているお年寄りのおじいちゃん、おばあちゃんです


ちっくぞねも、今は使っている人は限りなくゼロに近い土佐弁だと思います

若い子に限っては間違いなくゼロでしょう


仕事に行って、ちっくとほっこりした一日でした(笑)


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