ハイカットの登山靴が捻挫予防になるって話、、、
個人的には全面的に賛成ではありません
捻挫予防といえる要素はあるって程度に思ってます
ローカットでもハイカットでも捻挫はする時はするよ
好きな登山靴買っとけ!!
登山での捻挫
山に行きだして6年、ハイカットの登山靴を履きだして5年
全くの素人が山遊び、ハイキングしているだけです
でも、、、経験から、、、
ハイカットの登山靴で捻挫回避はできません
大きな意味で言うと予防にはなると思います
声高らかに捻挫予防を謡うのはどうかと、、、
スキーのブーツ
いや、それでも捻挫予防にハイカット!!って人に聞く
スキーのブーツ履いてて足首を捻挫すると思います?
絶対に捻挫しない!!って答えになりません?
でもね
スキーのブーツでも捻挫はしますよ!!
これは自分の体験談です
事実です
もう10年以上前ですが冬が来ると四国を飛び出して毎年スキーに行っていました
上手くもないのにスピード出すのは大好き
調子ににってガンガン滑ってたら転けて
足首にグギッて感触が!!
これヤバいな、、、と思いつつ
時間が経てば腫れて痛みが出て滑るのが困難になるから
急ぎつつも慎重にゆっくりとほぼ片足で滑って下まで降りる
暫くすると、、、
足首パンパンに腫れて歩くのも辛い
完全なる捻挫です
今でも信じられないのですがスキーブーツ履いてて捻挫したんです
素人が遊びでスキーしているレベルでですよ
プロ並みの方が凄い所でガンガンに滑ってたわけではないですよ
これを考えたらハイカットの登山靴が捻挫予防と言われるまでの効果があると思います?
そもそも靴が違い過ぎるから比較できない、足首の固定具合が違う、スキーブーツで捻挫する時は普通の靴と比べて足首への力の掛かり具合も違うって意見があって当然だとは思いますが。。。
この経験もあるから余計にハイカットは捻挫予防になると言えないんです
多少のサポートはあると思いますよ
でも、捻挫予防と声高らかに言うのはどうかと。。。
捻挫をする程の強い力が掛かった時にハイカットだから助かったって言う事はないと思います
スキーブーツ履いていて足首捻挫なんて想像もしていませんでしたが
Google先生に聞くと、スキーでの捻挫(足首)も普通にあるようです
一番多い、一般的なのは膝なのでブーツによる足首の保護は間違いない
そうじゃないとスキーでの足首捻挫なんて凄い高確率で起こるでしょう
捻挫なんて可愛いもんで簡単に骨折ですね
ハイカットの登山靴
ハイカットの登山靴が捻挫の予防になるって話しがずっと続くのは、、、
登山って基本的に慎重にゆっくり歩くから捻挫する確率が低いので、捻挫に関するデータが少ないだけでしょう
ハイカット履いていて少し足を捻じった時に捻挫には至らず、ハイカットのお陰だって人が多数派になる
結果的に主観として捻挫予防になるって話が先行しているんだと思います
だからと言って、ハイカットの捻挫予防を100%否定はしませんよ
多少なり足首をサポートしていますから、気持ち程度の役目はあるでしょう
ただ、それが捻挫予防を主とした目的でハイカットの登山靴を勧める理由にはならないって事です
ハイカットの登山靴で足首を固定と言っても
テーピング、ギプスで固定とハイカットの登山靴で固定(固定とは言いたくありませんが)では全然違います
登山靴で足首固定って、どれだけ固定出来ている?
登山靴自体も靴紐も伸縮はするよ
靴紐にワイヤーでも使っている?
その登山靴は鉄製?
ギプスなの?
捻挫予防、防止の固定とは言えないでしょ。。。
自分は幸い登山中に捻挫はした事がないので体験談としては言えませんが
左足首の靭帯が切れたままなので靭帯がある人に比べて足首が緩いです
それでも登山で捻挫した事がないって言うのは運が良いって事と足元を見て慎重に歩く事が多いからです
足元が悪いと慎重になりますよね?
しかも歩きですよね?
それだけで捻挫する確率はめちゃめちゃ低いです
それでも危うく捻挫しそうになったことはあります
軽く足首をクキっとやった事はあります
その時に思ったのは
ハイカットの登山靴で靴紐をちゃんと締めていても捻る時は捻る
多少なり足首のサポートをしている感じはするけど、捻挫予防になっている程のサポート・固定力は感じない
それでも
ハイカットってだけでローカットに比べると安心感がある
これは間違いないです
この安心感についても今年、自分自身で再確認した事があります
手首の骨折です
未だにリハビリに通ってます。。。
ギブスが外れた時
ギブスしなくて良くなったとは言え、痛みもあるからサポーターを買って仕事中や山に行く時にしてました
もうサポーターに頼らない方が良い、良く動かしてリハビリしないと、、、って時期になっても痛みはあるから怖い。。。
そんな時、なんの効果もないただのリストバンドをするだけでも安心感は出るんですよ
こんなのしても固定力も規制力もなく、なにも効果はありません
ちょっと暖かいだけです
解っているのに安心感は出るんですよね
ただただ気持ちの問題です
プラシーボ効果です
この安心感を持って、捻挫まではいかなくても軽く足を捻った時にハイカット、ローカットの違いを助長させるんです
軽い力が足首に掛かった時にハイカットだから足首のサポートを感じ、ローカットよりはハイカットが良い。となる
実際サポートは感じますよ
けど、あくまで捻挫までいかない、軽い力が足首に掛かった時にです
ローカットの靴で山にも遊びに行った事はあります
たまたま家にあったニューバランスのトレッキング用って奴です
最初の1年近くはコレで山に遊びに行ってました
確かにハイカットに比べて軽く足首をクキっとなりそうになった機会はローカットの方が多かった気がします
実際にクキっとはなってませんよ
なりそうになっただけです
この足首を捻りそうになる感じが少ないのがハイカットなんですが
ローカットは足首の自由度が高いからそう感じる機会が多くなるのは当然でしょ
ここを捉えて考えれば
ハイカットの登山靴に捻挫予防する程のサポート力、固定力はなくても
足首を捻る可能性を感じる機会が減るって意味で効果あるでしょう
捻りそうと感じる機会が少なくなる=捻挫予防
これなら納得できますが、ハイカットの登山靴によるサポート、固定力で捻挫予防になると言うのは間違いかと。。。
バスケットボールでのシューズの効果
何年前だったかな、、、
バスケットボールでハイカットは捻挫予防にならない。って話
結構前に見たよ
これは記事を見た、聞いた話ですが
メーカーがデータとして出しているようです
Google先生に聞いてみてください
幾らでも記事は出てきます
ちゃんとしたデータって言うのを見つけられませんでしたが
やはり、今も話題にはなってますね
登山靴はハイカットを勧める
捻挫予防にはならない
と言ってますが
個人的には登山靴はハイカットをお勧めします
自分の登山靴はハイカットです
買い換えるとしてもハイカット買います
捻挫予防の効果もゼロではないでしょうが、そこに期待はしていません
じゃ~、なんでお前はハイカットなんだ!?
って言うと思いますが
それは靴の中に石や砂、ゴミ等も入ってきにくいでしょ?
ゴアの登山靴なら足首までの水深なら水は入ってきませんよ
足首周りの怪我防止にもなる
ローカットだと、、、わかりますよね?
綺麗な登山道しか歩かないって場合はローカットでも十分です
登山道以外にも行くなら、、、ハイカットが良いでしょう
捻挫防止を考えてではなく他の要素で個人的にハイカットが良いんです
まぁ、結論としては自分の好きな登山靴を履いて山に遊びにいってくださいって事になるんですけど
捻挫予防の効果をハイカットの登山靴に求めすぎるのは違うと思います
まとめ
スキーブーツで捻挫、手首骨折でのリストバンドでも安心感が出るって経験から
ハイカットの登山靴は捻挫予防になるって話しには全面的に賛成できません
ハイカットの捻挫予防の効果がゼロとは言いませんが
ハイカット云々より、もっと基本的な所が重要な気がします
例えばスーパーフィート(インソール)でヒールカップ、土踏まずのサポートがキッチリできていてフィッティングがバッチリだった場合
ハイカット、ローカットの違い以上に捻挫予防にならないかな?
※なんの確証もありません。 個人的感想です。
ここにきて、更に捻くれた事を言うと、、、
ローカットの方が足首の自由度が高いから歩きやすく己の力で捻挫予防ができる。って考えも、、、
そもそもローカットは軽いから足への負担も軽いしね
こうなるとローカットの方が捻挫予防に良い!!ってなりません?
う~~~ん、まとまらない(笑)
好きな登山靴で山に遊び行くのが大正解としか言えないね
個人的意見ですが
とにかくハイカットの登山靴に対して捻挫予防を大きく期待して購入するのは間違い
自分の遊び方等を考えて必要な・求める機能の登山靴を選ぶ方が正解だと思います
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