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ジムニー JB23 タイロッドエンド交換 ~ ジャダー・シミー修理完了

2023/12/11

ベアリングも交換して、ステアリングギアボックスも調整してジャダー、シミーは出ていなかったんですが、、、

キングピンベアリング交換から1年

また出たよ!!

最初は軽い症状で無視していたんですが、当然暫くすると運転が無理な程のジャダーが出たので修理です。。。

タイロッドエンド交換

まずはどこが原因か探る、、、


どこが原因でしょうねぇ。。。



まぁ、予想はできてますけどね、、、

ここじゃなければステアリングギアボックス交換になっちゃう




前側



後ろ側



恐らくここだろうと

エンドのピロのガタだろうと思ってました

タイロッドを持ってグニグニしてみるとガタはないんですが、かなりユルユル

ガタがなければ違うんじゃない?と思うでしょうが

これがユルユルでもなるんですよ。。。

ジムニーは初めて乗るのですが、今までの経験上(仕事)ピロが悪さしていると決定


車種関係なく手で揺すったりしてピロにガタがなくてもユルユルだと、なにかのキッカケで音がしたり、ガタが出てハンドル振れたりします

この症状は多い事例です



さっ、サクサクと交換しますよ!!



交換作業

まずは、、、

このナットを緩めてください
※運転席側は逆ネジになっています


ウチのジムニー、ここの交換は今までしていなかったか大昔に交換したか、、、

とにかく固着して、めちゃめちゃ大変でした

実は手首を負傷してまして、、、

力入れるだけで痛いんです。。。

今回、このナットを緩めるのが一番大変でした。。。

手首痛めてなくても、それなりに固い場合だと車から外してからだと面倒臭い話になります

車に付いた状態が一番楽に緩める事ができます

まずはここを緩めましょうね


ナットが緩んだら、今度は軽く締めてください

そうすることで外した時にタイロッドエンドが回って長さが変わる事がありません

タイロッドを外したら長さを測りましょう

タイロッドエンド交換して元に戻す時に、長さを一緒にしていればアライメントが狂う事がありません、、、

正確に言うと狂うんですが、、、大きな変化がなければ普通に乗るぶんには気が付かない程度です

アライメントが狂うとタイヤが片減りしたり、振動が出たりと良い事がありません

もし完全にアライメントが狂ったと思ったら

トーだけでも車屋さんで調整してもらいましょう

車検場の近くにある予備検査屋さんでもトーの調整ならしてくれます


キッチリとアライメントをとる時って測定器を繋げて数値を見ながらやるんですが、ボルト・ナットの締め付けだけで変化するんですよ

最後に固定する時の締め付けでも変化が出ます

1mmとかじゃなくて0.1mm単位で計測しているから、どうしても変化するんですよ

そんな0.1単位の数値は、極端な話車を揺すれば変化する程です

シビアな事を言うと、こんな感じです



次に、、、


ここのナットを緩めて、こういう状態にしましょう
外れた時に、そのまま下に落ちないようにって事です


ここでの注意点はナットは一度完全に外してください

それから画像の状態にしてください

タイロッドエンドがガッチリハマっている時は回せますが、タイロッドエンドが外れると共回りしてナット外せなくなります

まずは一度ナットを完全に外すのを忘れないように!!


エンドのボルトに六角レンチ刺す穴がある場合は良いのですがJB23はありません

もし共回りしたら、、、タイロッドエンドを元に戻しナットを締め付けて、、、

エンドをガッチリと固定してください

それから、またやれば共回りしません

これが一番簡単かな



ナットを一度外して、抜け防止もしたら、、、、



×印の所をハンマーで思い切りシバく!!


えぇぇぇ!?って思う方もいるでしょうが、、、

これが一番簡単で早い

DIYでやる方はジャッキアップしてウマにかけて寝転んで、、、って状態だから叩きにくいとおもいますが(^^;

軽く小突いても駄目ですよ、本気でシバいてくださいね

シバいた所は多少跡は残ります

それが嫌ならプーラー使用してください



プーラー



普通はコレを最初から使うんでしょうが(^^;

かなり固着して固い場合はボルトを痛める可能性があります

再使用しない場合は良いんですが再使用する場合(ブーツだけ交換とか)はボルトを痛めないようにしてくださいね

ボルトが潰れてナットが入らなくなったります

固着していると凄い力が掛かるのでボルトは簡単に変形します

ナットをはめていれば、凄い力が掛かっても変形を最小限に抑える事ができます



ボルトを痛めないように、こんな感じにしてから作業しましょう


画像は適当にセットして画像撮っただけなのでボルト押すようになってますが、ナットとボルトをツライチにしてください

最悪ナットが駄目になって交換になってもタイロッドエンドに比べれば安いもんです


ハンマーでシバいて抜けなくてコレを使う事がありますが、、、

そういう場合はかなり固着しています

まずは軽くプーラーで押してみて確認、、、

やはり固着で早々抜けそうにないなら、、、

自分はバーナーで炙ります

そうしないと、まぁ外れません

普通はハンマーでシバけば抜けますから


タイロッドエンドが固着して、なかなか外れない場合、、、

こりゃ駄目だ、、、と思ったら、最後はバーナーで炙ってください

そうすると外れやすくなります

ただ周りの物に注意してくださいね

バーナーの熱でやられたら要らぬ作業、交換部品が増えます

バーナーで炙るのは最後の手段ですよ!!

DIYを否定しません

だからこんな記事アップしているし

しかし、車は命を載せて走ってます

事故したら自分だけじゃなく周りも巻き込む可能性があります

作業は慎重に確実にしましょうね



タイロッドが外れたら、もう作業は終わったも同然

あとはタイロッドエンド交換して元に戻すだけ




純正ではなくて純正同等品です


最後に割ピン通して折り曲げて緩み止めすれば終わり



最後の大きなお世話?的アドバイス

新しいタイロッドエンドを組むときにスレッドコンパウンドを使うのお勧めです

今回、自分のジムニーはここも錆、汚れで固着していてガッチガチでした


スレッドコンパウンドは焼き付き防止の為に高温部に使用する物って認識ですが、自分は錆等で固着しそうな場所にも使います

また交換等で外す時が来た場合、非常に楽に作業できますよ

塗ってて良かったぁ、、、って確実になります


WAKO’S



DIYする方は持ってた方が良いですよ



どうでしょうか?

作業の参考になりましたか?

この作業は外すのがメインです

とにかく外す作業を慎重に失敗しないように




使用した部品

今回は純正品ではなく純正同等品を使用しました

まっ、純正でも純正同等品でもどっちでもいいです

ネットでは調べてませんが、怪しい部品は使わないようにしましょう




ネットでも売ってますね

左右で違いますからね!!

右が2個、左が2個ですからね!!

ネットで購入する時は適合をちゃんと確認して間違いなく購入しましょう

心配な方は車屋さんにお願いしてください




今回、単純にタイロッドエンド交換しただけです

これでジャダー、シミーは完全に収まりました


ジャダー・シミー対策で良く見聞きする商品ありますよね

あれ、、、

個人的には全てが応急処置的な品物としか思えなく、なにひとつ使う気になれませんでした

これ以上はなにも言いません

察してください

ただの営業妨害になりかねませんから


沢山売れているようだし満足している人もいるでしょう

あくまで個人的意見です

個人的には絶対購入しません

ただでくれても使いません

お金くれてモニターしてくれって言われたらします(笑)



今回のタイロッドエンド交換で予想されるジャダー、シミーの原因箇所は全て交換になりました

ベアリングの交換は↓を参考にしてください


ジムニー(JB23)ジャダー発生~ハブベアリング交換 | Trekking from Kochi

ジムニー(JB23)ジャダー発生~ハブベアリング交換 | Trekking from Kochi

jb23のハブベアリング交換です


JB23 ジムニー キングピンベアリング交換 | Trekking from Kochi

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ジムニーのキングピン ベアリング交換です


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